JULIUS
ユリウス
- 設立年 : 2001
- 創業/拠点 : 日本
- デザイナー : 堀川 達郎
- オフィシャルサイト : http://www.julius-garden.jp/
コレクション / シーズン
- JULIUS ARCHVAL COLLECTION【PERMANET】
- 【DILATED;_MMXXI】PRE-FALL 2021 COLLECTION
- 【anode;】PRE-SPRING 2021
- 【mamuthones;】SPRING-SUMMER 2021 COLLECTION
- AUTUMN-WINTER 2020 COLLECTION 【DUKKHA;】
- PRE-FALL 2020 COLLECTION 【ERRORED;_MMXX】
- PRE-SPRING 2020 COLLECTION 【Untrue;】
- SPRING-SUMMER 2020 COLLECTION 【Afangar;】
- MMXIX II DAWN;
- MMXIX_7 【DIVIDED;】
JULIUS
を利用したコーディネートが42件
を利用したコーディネートが42件
「JULIUS(ユリウス)」コンセプト
by Tatsuro Horikawa [ JULIUS Designer ]
コレクションは様々な要素が僕の中に蓄積され、一つの世界を作り出した瞬間から始まります。その要素は時にアートだったり、建築、音楽、日々感じる音、旅、そして人との感情的なコミュニケーションだったりします。
僕にとってのクリエイションは、服そのものを作るのだけではなく、その服を着ている人々の存在自体や、彼らを取り巻く世界を作るという行為を主としています。それは一本の映画を作る行為にとても近く、とても神聖で、ある種、冒涜的な行動ですらあります。その世界は時として、朽ち果てた、混沌の支配する退廃であったり、轟音の支配する中に潜む静寂であったり、破滅的な純粋さをもった巡礼者という存在、鋭利で金属的なインダストリアルな狂気、であったりします。
黒が常に僕のクリエイションのべースです。僕にとって黒はとてもアバンギャルドで、精神的に崇高な意味を持っています。日本の宗教である禅的な意味合い、西洋におけるアンダーグラウンドなフェティシズム、光と対比する狂気的な闇への執着、そして全ての悲しみを弔う色。
ブランドヒストリー
ユリウス(JULIUS)は日本のメンズブランド。日本はもちろん、海外でも取扱いが多く熱狂的なファンを抱える。
堀川達郎(Tatsuro Horikawa)は1996年、サードストーン設立。この当時はグラフィックデザインを中心に活動する。97年には自身のファッションブランド「nuke」を立ち上げる。
もともとグラフィックデザインを行っていたこともあり、服とグラフィック、映像などをさまざまな手法でブランドを表現。シーズンによりコンセプトが変わるが、ユリウスのファッションは、カラーはほぼ黒・白で構成されており、スタイルは、レイヤードやオーバーサイズだが細身のシルエット、加工素材などがよく使用されている。
2001年にアートプロジェクトとして「ユリウス(JULIUS)」を立ち上げる。アートプロジェクトとあるのは服だけではなく、「服、映像、グラフィック、音楽」という4つの表現方法を持つため。
2003年には旗艦店をオープンし、2005春夏シーズンの東京コレクションよりランウェイ形式で、コレクションを発表。
2008年、ドレスライン「JULIUS MA」をスタート。MAは後に別ブランド「MA ユリウス (MA_JULIUS)」として独立。なお、2015年秋冬コレクションより、MA ユリウスの展開をストップし、新ブランド「ニルズ(NILøS)」を立ち上げた。
2016年春夏よりプレコレクションをスタート。年4回の発表形式に変更。ショーではよりエッジな表現を追求。プレでもシーズンテーマを設け、ミニマルなコレクションを展開する。